オフラインでのストレージリソースカード (SRC) の追加またはアップグレード
オフライン状態での SRC アップグレードは、以下のシナリオでサポートされています。
メモリ容量を (1GB から 2GB に) 増設するために、同一スロット内の SRC カードを交換します。
新しいカードを未使用の空きスロットに挿し込みます。
シャーシを再起動してすべてのカードを停止します。シャーシを再起動することで、すべてのカードが正常停止されます。
CLI で「PSX-1000# reboot now」を実行します。
Are you sure you want to reboot the system[N]? y
OK to overwrite configuration file[Y]? y
(現在使用中の構成を startup.cfg ファイルに保存する場合だけ Enter キーを押してください。)
ビルドの設定............................................................ファイル
A:\startup.cfg を作成しました。
ストレージサービスをシャットダウンしています。
SVSD をシャットダウンしています。DEFAULT
REDUND: スレーブ MIC が存在します。電源を切断しています。
REDUND: ハートビート GEN 処理を停止しました。
バッファの中身をドライブ「A」に書き出しています。...... 終了しました。
すべてのボードの電源を切断します。...... 終了しました。
+.
シャーシのすべてのカードが停止されたら (コンソールに「すべてのボードの電源が切断されました」と表示されます)、DSP シャーシの電源を切断します。
SRC カードを追加する場合はステップ 7 に、そうでない場合は次に進みます。
面板の左側にある、SRC カードの脱落防止機構付きねじ 1 つを緩めます。ねじを緩めるにはプラスのねじ回しが必要です。
ロックハンドルとイジェクターハンドルを外側に完全に引いて、シャーシの中央平面からカードを解放します。
図 1 - TBS
カードをスライドさせてスロットから外し、シャーシから完全に取り外します。
注: 適切な冷却効果を維持するために、カードスロットを長時間空き状態のままにしないでください。
取り外した SRC カードを静電気防止袋に入れます。
ロックハンドルとイジェクターハンドルが完全に開いていることを確認して、新しい SRC カードを挿し込みます。カードをスライドさせて、シャーシのミッドプレーンに接続するまで押し込んでください。カードの端にある配列ピンをシャーシの調整穴の位置に合わせます。
図 2 - TBS
注: カードをカードスロットに無理に押し込まないでください。力を入れ過ぎると、シャーシのミッドプレーンにあるピンが損傷することがあります。入りにくい場合は、カードをいったんシャーシから取り外して、再度押し込んでみてください。また、カードがスロットの形状に合っているかどうかを確認してください。
ロックハンドルとイジェクターハンドルを押し込んで、SRC カードを固定します。
カード面板の脱落防止機構付きねじを締めてカードを固定します。
新規のカードをシャーシの空きスロットに装着するか、既存のカードを新規のカードに交換すると、MIC によって以下の操作が自動的に実行されます。
MIC は、新規のカードを検出し、カードをブートして、動作可能なソフトウェアをロードします。
MIC は、使用可能なリソース (たとえば、ストレージプロセッサ) を SVSD DEFAULT に追加します。
注: 電源の入ったシステムシャーシにカードを装着すると、PSX-1000 がカードに電源を投入し (電源 LED が点灯します)、現在使用中の構成 (システムメモリに存在する構成) でカードを起動します。カードの装着が正常に行われたかどうかは、起動中に管理コンソールに表示されるメッセージで確認できます。
Storage Automated Diagnostic Environment を使用してカードの状態をチェックします。
新規の SRC カードを追加した場合は、新規の SIO カードの追加ステップに進んでください。