外付けモデムの追加

ここでは、6920 内蔵のモデムの替わりにお客様の手持ちのモデムを使用してインストールするための詳細な手順を示します。

  1. この保守作業を始める前に、キャビネット確保機能を有効にします。サービスプロセッサアクセサリトレイの状態によっては、確保できないことがあります。

    a) 保守に使用するキャビネットを確保します。

    b) 保守作業の説明を入力します (外付けモデムの追加、など)。

    c) 保守作業に予想される時間をプルダウンメニューから選択します。

    d) 「キャビネットを確保」ボタンをクリックします。

    e) 他のユーザーがログインすると、この保守作業は進行中であるという警告が表示されます。

  2. DSP-1000 の MIC カード (スロット 6) のシリアルポート上の DB-9/RJ-45 アダプタ (530-3205-01) から RJ-45 ケーブル (530-3205-01) を取り外し、ケーブルのもう一方の端は、SPA トレイの「AUX」ポートに接続したままにしておきます。

    a) ケーブルの接続を図で確認します。

  3. RJ-45 ケーブル (530-3205-01) の取り外した側をサービスプロセッサパネルの内側の「AUX」ポートに接続します。ポートにすでに接続されているケーブルは取り外す必要があります。

    a) ケーブル接続を図で確認します。

  4. サービスプロセッサパネルの「AUX」ポートに外付けモデムを接続します。

  5. NTC ポート 4 (AUX) は19200 のボーレートに設定されていて、通信するには、外付けモデムと同じボーレートに変更する必要があります。

  6. NTC とのシリアル接続を確立します。

    a) tip -9600 /dev/ttya or /dev/ttyb

    b) login: rss

    c) password: sun1rss

  7. ntc0: プロンプトで次のコマンドを使用して、ボーレートを設定します。

    a) ntc0: set port_4 speed 9600

    注: ポート速度の 9600 は単に一例です。

  8. NTC からログアウトします。

    a) ntc0: logout

  9. tip セッションを切断します。

    a) ntc0: ~.(最初にキャリッジリターンが必要なことがある)

  10. キャビネット確保機能を無効にします。

    a) キャビネットを解放します。

    b) 「キャビネットを解放」ボタンをクリックします。