リモートレプリケーションをサポートするためのサービスプロセッサと入出力パネルの変更


    注: サブシステムがリモート電源管理用の設定になっている場合は、このステップを行う前に、マスターキャビネットおよびすべての拡張キャビネットのキースイッチを「スタンバイ」から「オン」にする必要があります。

    注: 必要に応じて、サービスプロセッサのケーブルを取り外す前に、交換作業に関係するすべての図を参照しておいてください。ケーブルを取り外すと、再び接続するまで、どの図も表示できなくなります。

  1. サブシステムに対するすべてのホスト入出力が停止していることを確認します。

  2. この保守作業を始める前に、キャビネット確保機能を有効にします。

    a) 保守に使用するキャビネットを確保します。

    b) 保守作業の説明を入力します (サービスプロセッサと入出力パネルの変更、など)。

    c) 保守作業に予想される時間をプルダウンメニューから選択します。

    d) 「キャビネットを確保」ボタンをクリックします。

    e) 他のユーザーがログインすると、この保守作業は進行中であるという警告が表示されます。

  3. あらゆる ESD 予防対策を講じます。

  4. キャビネット背面のサービスプロセッサと入出力パネルの外側にあるすべてのケーブルにラベルを付けて、取り外します。

  5. サービスプロセッサと入出力パネルの右側にある 3 本の脱落防止機構付き留め具を緩めて、パネルを開きます。

  6. サブシステムがリモート電源管理用の設定になっている場合は、次のステップに進む前に、キースイッチを「スタンバイ」から「オン」にする必要があります。サブシステムがリモート電源管理のために設定されていない場合は、ステップ 9 に進みます。

  7. サービスプロセッサと入出力パネルの背面から背面シーケンサ J14 および正面シーケンサ J14 の接続を取り外します。

    a) サービスプロセッサと入出力パネルの背面を図で確認します。

  8. USB リレーパネルの左側から USB ケーブルを外し、抜き取ります。

  9. パネルの内側で、ケーブルにラベルが付けられていることと、それぞれのケーブルの位置を確認します。

  10. 入出力パネルの内側からすべてのケーブルを取り外します。

  11. 入出力パネルを閉じます。

  12. サービスプロセッサと入出力パネルの左側をキャビネットの側面に固定している残りの 6 本のねじを取り外します。

    a) 入出力パネルを固定しているすべてのねじと脱落防止機構付き留め具の RU 位置をメモなどに記録します。

    b) ケーブルが正しく配線されるよう、入出力パネルは元の位置に取り付ける必要があります。

  13. キャビネットから入出力パネルを持ち上げます。入出力パネルがケーブルを巻き込まないように注意してください。

  14. 取り外したときにあったのと完全に同じ位置に新しい入出力パネルを取り付けます。

  15. 入出力パネルをキャビネットに固定する左側の 6 本のねじを差し込んで締めます。

  16. Rear Sequencer J14 と Front Sequencer J14 の接続をステップ 7 で外した場合は、再び接続します。

  17. USB リレーケーブルをステップ 8 で取り外した場合は、再び接続します。

  18. ケーブルを新しい入出力パネルの内側に再び接続します。同じ位置にケーブルを接続するように注意してください。

  19. ケーブル結びとケーブル束を使用して、ケーブルを正しく配線、固定します。

  20. 入出力パネルを閉じて、脱落防止機構付き留め具を締めます。

  21. 入出力パネルの外部から取り外したケーブルを、すべて元の位置に接続します。同じ位置にケーブルを接続するように注意してください。

  22. キースイッチを「オン」から「スタンバイ」に戻します。

  23. キャビネット確保機能を無効にします。

    a) キャビネットを解放します。

    b) 「キャビネットを解放」ボタンをクリックします。